更新日:2021/07/05
クラファン締め切り間近!!がんサバイバーが「がん検診の大切さ」をアニメ化したい!
今や知らない人はいない「がん」。しかし、早期発見・早期治療を目指す「がん検診」については、受診率がなかなか上がらないのが現状です。そんな中、がんサバイバーによる「がん検診の大切さ」を訴えるクラウドファンディングが進行中です。
がんサバイバーが取り組むクラファンが資金を募集中
アニメや絵本制作で活躍中のクリエイター ミヤサカカズヒデさんが、クラウドファンディングでの資金調達に挑戦中です。自身の経験から、がん検診の重要性を訴えたいと制作したアニメ「キャンサーパンサー」の、全国でのテレビ放映を目指すプロジェクトです。
<クラウドファンディングとは>
クラウドファンディング(略してクラファン)とは、「クラウド(群衆)」と「ファンディング(資金調達)」を組み合わせた造語です。実行したいプロジェクトに対し、インターネットを介して不特定多数の人々から、一口あたりは少額の「資金を調達する」という取り組みです。
プロジェクトにより、調達したい目標額、支援金額などが異なり、多くの場合は支援金額に応じたリターン(商品やサービス、進捗報告などの返礼)を受け取ることができるようになっています。
ミヤサカカズヒデ氏が、がんになることで見えてきたこととは
2020年夏にステージ3~4のがんであることがわかったミヤサカ氏。現在は手術などの治療を終え、経過観察をしながら社会復帰されている、いわゆる「がんサバイバー」です。ミヤサカ氏は自身のがん経験漫画をSNS上に発表しますが、その際がんという病気についてあまりに無知であったことを痛感します。また、がんの死亡率の高さはよく知られるにも関わらず、早期発見を目的としたがん検診の受診率がとても低いということを知り、「がん検診の大切さをもっと広く知ってもらう必要がある!」ということに思い至ります。
そのためには自身の特性であるアニメ「キャンサーパンサー」を作ろう、そしてアニメ放映を、と今回のプロジェクトが始まりました。その費用の一部を今回、クラウドファンディングで集めることになりました。
ミヤサカ氏は「これからがんになる世代は、テレビを観る世代と同じ。がんやがん検診の大切さをテレビ放映で知ってもらうことに意味がある」と言います。
がんをもっと身近なものに 小さなことから始めよう
2021年7月7日までが期限となるこのクラファンプロジェクトには、リターンがあります。一口5,000円からの支援をすると、支援者だけに向けたお礼の4コマ漫画がプレゼントされます。希望者にはさらに、「キャンサーパンサー」ホームページに名前が掲載されます。
がんをもっと身近なものにしていきたいというミヤサカ氏の強い思いを、支援してみませんか。
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