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	<title>がん心理の推移 | がん治療の情報サイト｜がん治療.com</title>
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	<description>がん治療.comとは 癌(がん)治療について、癌(がん)に関する様々な情報を集めて公開しています。癌(がん)に関する専門情報を配信し、癌(がん)患者さん、ご家族の方、ボランティア、医療従事者などが情報交換できるコミュニティーサイトを目指しています。</description>
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		<title>僕のコーチはがんの妻</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 28 Dec 2020 19:36:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がんの治療について]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>著者の藤井満氏は、元朝日新聞社の記者。2017年7月に妻の玲子さんが進行性のメラノーマと診断されます。子どものいない50代夫婦。結婚以来、家事も料理もしたことのない著者は妻から料理を教えてもらうことになります。 生きるこ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>著者の藤井満氏は、元朝日新聞社の記者。2017年7月に妻の玲子さんが進行性のメラノーマと診断されます。子どものいない50代夫婦。結婚以来、家事も料理もしたことのない著者は妻から料理を教えてもらうことになります。<br><br>

生きること＝食べること。料理の猛特訓を受ける様子ととともに最愛の妻との日々が綴られます。巻末には玲子さんから教えてもらった「鬼コーチレシピ」と題するレシピ集が料理の写真とともに掲載されています。<br><br>

同著は朝日新聞デジタル版に掲載された人気連載記事を書籍化したもの。時に漫才のような会話の中にも夫婦愛のつまった闘病の記録です。
</p>


<h2>メラノーマと診断された妻のためにはじめた家事</h2>
<p>長期休暇で海外にいた著者に父親の逝去の知らせが届いたのは2017年7月のことでした。急遽、日本に帰国した藤井氏。出迎えに来た妻の玲子さんの鎖骨にあるほくろが、旅に出る前よりも大きくなっていることに気が付きます。<br><br>

父親の葬儀を終えてひと段落したところで妻に病院への受診を促します。検査の結果、メラノーマ（悪性黒色腫）と診断されます。ステージ2Bの進行がんでした。<br><br>

著者は家事を教えてほしいと頼みますが、それは治療で玲子さんの体調が悪い時に自分が家事をするためでした。<br><br>

それから玲子さんの猛特訓がはじまります。最初に出されたレシピは「なすと豚肉とピーマンのこってり炒め」。野菜を切る順番からまな板の使い方、食器の片付け方やシンクの掃除に至るまで、ことこまかい玲子さんのダメ出しが入ります。

関西弁で、時に漫才のように掛け合うふたり。料理をしている時間だけは、病気のこともこれからのことも忘れられる瞬間でした。
</p>


<h2>患者や家族は孤独</h2>
<p>主治医の説明によると、転移はしていないものの腫瘍の大きさが4ミリを超えているため、内蔵への転移の可能性はゼロではないとのことでした。そこで著者はがん相談センターなどに電話をして情報を集めます。その中でたどりついたのが国立がんセンターの「希少がんセンター」でした。今後、治療の選択に迷った時にセカンドオピニオンを受ける病院の見つけ方などを教えてもらうことができました。<br><br>

そんな中で藤井氏が感じたことは、相談センターはがん患者や家族の心まで支えてくれるものではないということでした。そんな時にみつけたのが患者会の存在でした。気持ちが救われたと感じた著者でしたが、投稿ブログなどが途中でとぎれていてこわい、と入会をためらう玲子さん。著者はひとりで患者会に入会します。
</p>


<h2>妻が遺してくれたもの</h2>
<p>翌年の2月、肝臓への転移が判明します。動揺する著者とは対照的に玲子さんは冷静です。でも、それは冷静さを装っていただけなのかも知れません。結婚20周年を翌年に控えた夫婦。玲子さんは夫に「20年間しあわせだった」と伝えます。でもふたりは決して翌年の結婚記念日のことを口には出さず、記念写真を撮りにいったり、さらなる料理の特訓にはげんだりします。妻の家事の負担を少しでも減らそうと料理を習いはじめた著者でしたが、転移を知った玲子さんは自分がいなくなった後のことを考えるかのように、夫に家事をたたきこみます。<br><br>

「1年ってあっという間やね」とつぶやく玲子さん。<br><br>

1年前は二人でジョギングしながら花を愛でていたことを思い出す著者。同じ風景がまったくちがって見えると著者はつぶやきます。<br><br>

玲子さんは3月に再び入院します。著者はその日から玲子さんへ毎日手紙を書くことにしました。ふたりの会話には料理の話題が絶えません。どんな料理を作るのか、作り方やレシピのポイントなどが玲子さんから夫である著者に伝えられます。それは玲子さんが治療のため入院している時でも途絶えることはありませんでした。<br><br>

やがて、これ以上の治療はできないと医師に告げられ、自宅での療養に入ります。訪問看護やヘルパーさんに入ってもらいながら、自宅での最期を迎えます。<br><br>

玲子さんの死後、机の中からみつけた妻からの手紙。夫を思う玲子さんの気持ちには胸を打たれます。<br><br>

著者である藤井氏は根っからの自由人。玲子さん亡き後、この連載を完結すると新聞社を退社し、供養のためお遍路に出掛けます。そこはかつて玲子さんと共に訪れた場所でもありました。悲しみや寂しさを胸に「今・ここ」を生きる藤井氏。<br><br>

料理や家事を通して、お互いを思いやる気持ちにあふれた一冊です。
</p>

<div id="bookpresent">
	<h4>執筆者　美奈川由紀　看護師・メディカルライター</h4>
	<div style="width:97%; float:left;">
国立療養所南福岡病院（現・国立病院機構福岡病院）附属看護学校卒業。看護師<br>
看護師の経験を活かし、医療記事を中心に執筆<br>
西日本新聞、週刊朝日、がんナビ、時事メディカルなどに記事を執筆<br>
著書に「マンモグラフィってなに？乳がんが気になるあなたへ」（日本評論社）がある
	</div>
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		<item>
		<title>がんになった人だけが知っている人生で大切なこと　</title>
		<link>https://www.ganchiryo.com/book/book62.php</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 27 Feb 2021 08:10:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がんの治療について]]></category>
		<category><![CDATA[がんの痛み]]></category>
		<category><![CDATA[がん心理の推移]]></category>
		<category><![CDATA[骨軟部腫瘍]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>がんと診断されると誰もが心細くなるものです。そんな時、頼りになるのが同じ経験をした仲間たちの存在です。本著はがんサバイバーと呼ばれる患者さん6名の体験が、コミックをベースに紹介されています。著者は、医師であり自らもがんサ [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>がんと診断されると誰もが心細くなるものです。そんな時、頼りになるのが同じ経験をした仲間たちの存在です。本著はがんサバイバーと呼ばれる患者さん6名の体験が、コミックをベースに紹介されています。著者は、医師であり自らもがんサバイバーである坂下千瑞子氏。多くの仲間との出会いによって生き方を学んだといいます。同著には、がんを乗り越えて生きるために必要なテーマが綴られています。
</p>


<h2>39歳で骨軟部腫瘍と診断</h2>
<p>坂下氏ががんと診断されたのは2005年のこと。研究のためご主人と共に米国に滞在していた39歳の時でした。ある朝、背中の痛みを感じた坂下氏。当初は寝違えた程度にしか思っていませんでした。しかし、痛みは次第に強くなり、しびれまで出てきます。ご主人の上司に相談して検査をしてもらうと、悪性腫瘍の疑いがあるとの結果。しかも原発不明がんとのことでした。坂下氏は、ご主人と相談して日本で治療を受けることを決め帰国することに。<br><br>

日本での診察の結果は「骨軟部腫瘍（脊椎腫瘍）」ということで、手術を受けることになりました。手術は11時間にも及ぶ大手術。退院後も背中の痛みは持続し、心細い日々が続きます。死への恐怖や将来への不安、家族のことなど、さまざまな不安がよぎります。そんな時に支えられたのは娘さんの存在でした。<br><br>

ところが、手術から1年後、再発が判明します。再発のため手術はできませんでしたが、重粒子線治療を受けることができました。その後、抗がん剤治療のため入院。いつまで生きられるのか、といった不安が膨らむなか、テレビで知ったのが「リレーフォーライフ」の存在でした。テレビ画面の「がんでもいいじゃん」という言葉が坂下氏の心にひびきました。
</p>


<h2>がんになっても仲間たちがいることを知ってほしい</h2>
<p>リレーフォーライフとは、1985年にアメリカで始まった支援活動です。腫瘍外科医であるクラット医師ががん患者さんを支援するため、グラウンドを24時間走って寄付集めをしたのが始まりといわれているそうです。<br><br>

日本でリレーフォーライフが正式に開催されたのは2007年、芦屋でのこと。大会に参加するため、坂下氏は実行委員会に応募します。この日のために治療のスケジュールも調整しました。大会は24時間開かれ、多くの仲間たちとの出会いがありました。<br><br>

坂下氏は、リレーフォーライフなどのイベントに参加する時、いつもタコの帽子をかぶるといいます。英語のキャンサーには「大きなカニ」という意味があるそうで、タコはカニが大好物らしく、がんをやっつけてほしいという願いが込められているそうです。<br><br>

同じ空間に集い、そして共に歩むことで希望をつなぐ。そして、次回のイベントでまた会うことを約束して別れる。そんな繰り返しの中で、絆が深まっていくのだと坂下氏は話します。<br><br>

がんになっても、たくさんの仲間やサポーターがいることを知ってほしい。患者さんが、「がんとは言えない」という社会を変えていきたい。そんな熱い情熱を持ち、坂下氏は活動に取り組んでいます。
</p>


<h2>活動を通して出会った人たちの中に生きるヒントがある</h2>
<p>同著には坂下氏のほか、乳がん、膀胱がん、鼻中隔がん、子宮頸がん、急性リンパ性白血病などのがん患者さんの体験が紹介されています。それらの患者さんたちは、いずれも著者が患者支援活動で出会った仲間たち。年齢もがん種も生きてきた背景も全く違います。<br><br>

がんを患うまで医師として多くの患者さんに寄り添ってきた坂下氏。自身が患者となってはじめて病気と向き合うことの大変さに気づきます。また、命の尊さや人生の意味を考えるようになったといいます。<br><br>

リレーフォーライフなどの活動を通して出会った人たちによって励まされたり、支え合ったりすることができた坂下氏。著者は、これらの活動を通して出会った人たちの人生の中に生きるヒントが隠されていると話します。医師であり、そしてがんになったからこそわかる人生で大切なものについて書かれた一冊です。
</p>

<div id="bookpresent">
	<h4>執筆者　美奈川由紀　看護師・メディカルライター</h4>
	<div style="width:97%; float:left;">
国立療養所南福岡病院（現・国立病院機構福岡病院）附属看護学校卒業。看護師<br>
看護師の経験を活かし、医療記事を中心に執筆<br>
西日本新聞、週刊朝日、がんナビ、時事メディカルなどに記事を執筆<br>
著書に「マンモグラフィってなに？乳がんが気になるあなたへ」（日本評論社）がある
	</div>
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		<item>
		<title>女性のがん 心のケア―がん患者さんと家族のための診療室</title>
		<link>https://www.ganchiryo.com/book/book56.php</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 25 Jul 2020 00:06:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がんの治療について]]></category>
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		<category><![CDATA[緩和医療とは]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>先月に引き続き今月も大西秀樹医師の著書「女性のがん 心のケア」です。大西医師は埼玉医科大学国際医療センターで精神腫瘍科を担当しています。同著は前作「女性のがん 心のケア」の増補改訂版。がんの告知を受けた患者さんやご家族の [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>先月に引き続き今月も大西秀樹医師の著書「女性のがん 心のケア」です。大西医師は埼玉医科大学国際医療センターで精神腫瘍科を担当しています。同著は前作「女性のがん 心のケア」の増補改訂版。がんの告知を受けた患者さんやご家族のメンタルケアの重要性を感じた大西医師が悲しみを乗り越え希望を見出せるようにとの想いで書かれたものです。実際のがん患者さんとのやりとりなども紹介されていて、大西医師のお人柄も垣間見られる内容です。
</p>


<h2>ゆがんだ認知を修正する精神腫瘍科</h2>
<p>がんの告知を受けた患者さんの中には治療を受けることもできないほど落ち込んでしまう人がいると大西医師は前作の著作の中でも述べています。そのような状態では治療を受けるどころではありません。このような場合、まずがん患者さんの心のケアが必要になると大西医師は指摘します。<br><br>

うつ病は「脳が疲れた状態」にあるため、まずは脳を休ませる必要があるとのこと。でなければ不眠や抑うつなどの症状が悪化することがあるそうです。そのため安静にすることが一番。たとえばリハビリを行っている人で少し症状が回復してもあまり無理はせずに安静にしていることが大切なのだと大西医師は強調します。<br><br>

うつ病の患者さんはものごとを否定的にとらえたり、自分の能力を過剰に低く評価してみたり、過度に自分を責めたりして、一種の被害妄想的な感情を持つことがあるとのこと。<br><br>

精神腫瘍科では、バランスのとれた前向きな行動がとれるように手助けを行っています。この治療法は認知療法と呼ばれるもので、がん患者さんの悩みに向き合いながらゆがんだ認知を修正していきます。
</p>


<h2>患者さんの本当の痛みとは</h2>
<p>大西医師が実際に担当した肩の激しい痛みを訴えセカンドオピニオンで来院した進行がんの50代女性患者さんのケース。がんが肝臓や肺に転移しているものの、画像診断からは新たな病変など診られないため、痛み対して鎮痛薬が処方されます。しかし、翌週になっても痛みは軽減しません。大西医師はさらに強い鎮痛薬を処方しますが、症状は改善しませんでした。<br><br>

そこで、大西医師が行ったのがうつ病の検査。結果はうつ病と診断され、抗うつ薬が処方されます。それから2週間後、激痛を訴える患者さんの痛みはほぼなくなり、1か月後には消失していたそうです。<br><br>

大西医師が患者さんから詳しい状況を聞くと、前の病院で「もう治療としてできることはない」などといわれ絶望的になっていたことがわかってきました。同院では診断の結果、腫瘍の大きさに変化はないので経過をみていきましょうといわれ安心したとのことです。痛みの原因は「もう治療法がない」という医師のひとことだったそうです。
</p>


<h2>心にも自然治癒の力が</h2>
<p>がんに罹患することで患者さんはさまざまな喪失感を体験すると大西医師は指摘します。子宮がんであれば子宮、卵巣がんであれば卵巣の切除を余儀なくされ、また乳がんであれば乳房の全摘術が行われることも少なくありません。若い女性にとって子宮や卵巣の切除は、将来の妊娠の不安となります。また、ホルモンバランスの変化による更年期障害に悩まされる女性もいるとのこと。<br><br>

このような喪失体験は死への恐れにつながると大西医師は話します。そこで診察時に行っているのが「語りと傾聴」です。「からだに自然治癒力があるように、心にも自然に治る力が備わっている」と大西医師はいいます。回復へ向かう要となるのは「語りと傾聴」。大西医師は患者さんの心身の状態を診ながら、共に解決法を探っていきます。そうするなかで、患者さんはもう一度生きる意欲が湧いてくるのだそうです。<br><br>

精神腫瘍科のことをまだよく知らないという人も多いと思いますが、患者さんをはじめご家族の方にもお勧めの一冊です。
</p>

<div id="bookpresent">
	<h4>執筆者　美奈川由紀　看護師・メディカルライター</h4>
	<div style="width:97%; float:left;">
国立療養所南福岡病院（現・国立病院機構福岡病院）附属看護学校卒業。看護師<br>
看護師の経験を活かし、医療記事を中心に執筆<br>
西日本新聞、週刊朝日、がんナビ、時事メディカルなどに記事を執筆<br>
著書に「マンモグラフィってなに？乳がんが気になるあなたへ」（日本評論社）がある
	</div>
</div><p>The post <a href="https://www.ganchiryo.com/book/book56.php">女性のがん 心のケア―がん患者さんと家族のための診療室</a> first appeared on <a href="https://www.ganchiryo.com">がん治療の情報サイト｜がん治療.com</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>女性のがん 心のケア（Tsuchiya Healthy Books 名医の診察室）</title>
		<link>https://www.ganchiryo.com/book/book55.php</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 25 Jun 2020 06:02:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がんの治療について]]></category>
		<category><![CDATA[がん心理の推移]]></category>
		<category><![CDATA[家族介護者とがん]]></category>
		<category><![CDATA[緩和ケア]]></category>
		<category><![CDATA[緩和医療とは]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>この本はタイトルにもあるように女性のがん患者さんのために書かれたものです。著者は埼玉医科大学国際医療センターで精神腫瘍科を担当する大西秀樹医師。 がんと診断されるとそれだけでいろいろな不安がよぎります。女性の場合は仕事以 [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://www.ganchiryo.com/book/book55.php">女性のがん 心のケア（Tsuchiya Healthy Books 名医の診察室）</a> first appeared on <a href="https://www.ganchiryo.com">がん治療の情報サイト｜がん治療.com</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この本はタイトルにもあるように女性のがん患者さんのために書かれたものです。著者は埼玉医科大学国際医療センターで精神腫瘍科を担当する大西秀樹医師。<br><br>

がんと診断されるとそれだけでいろいろな不安がよぎります。女性の場合は仕事以外にも家のことや家族のことなど心配事が絶えません。そんな女性の悩みに共に向き合い心に寄り添っているのが大西医師です。本著には大西医師が実際に担当した患者さんとの心温まるエピソードも紹介されています。がんと診断されても自分らしく生きるためのエッセンスが詰まった一冊です。
</p>


<h2>見逃されてきた心のケア</h2>
<p>大西先生によると、がん患者さんの心のケアが注目されるようになったのはここ十年程のことだといいます。それまでがん患者さんは心身ともに苦しい状況のなか治療を受けることも少なくなかったとのこと。<br><br>

同著によると、1983年にアメリカで行われた調査では、がん患者さんの約半数に適応障害やうつなどの症状がみられ、更なる調査では多くの方が潜在的に心の負担で苦しんでいることが認識されるようになりました。そして、治療効果を高めるためには患者さんの悩みを軽減することが重要であることが指摘され、心のケアが見直されるようになったそうです。
</p>


<h2>サイコオンコロジー科とは</h2>
<p>がんになると「どうして私が？」「もしかすると死ぬのかも」といった、不安が募ってしまう患者さんは少なくありません。大西先生によると、中にはうつ症状などが深刻化して体調をくずしてしまう人もいるとのこと。食欲がなくなったり、眠れなくなったり、閉じこもったり、症状はさまざまですが、そんな患者さんの過度の落ち込みを解消し治療をうけられるように調整を行うのが精神腫瘍科です。<br><br>

がんの告知を受けた患者さんの多くは同じような経緯をたどることが知られています。まず、第１段階で起こる変化が現実への否定、つまり絶望の時期です。次は抑うつ状態など心の変化に気づく時期。そしてようやく最後に立ち直りの時期を迎えるのだといいます。ここでいう「立ち直り」とは、がんになって心がくだかれた後に再度自分の意思で歩みはじめるようになることだと大西医師は著書の中で説明しています。<br><br>

精神腫瘍科はがん患者さんと繰り返し気持ちを共有する場でもあります。抱えている心の悩みを聞いて共感を示すことで、がん患者さんは安心感を得ることができるのだといいます。つまり、がんが心におよぼす影響と心ががんに与える影響について医学的に診ていく治療のひとつが精神腫瘍科なのだそうです。
</p>


<h2>がんが女性に及ぼす影響について</h2>
<p>がんになると患者さんはさまざまな喪失感を経験します。女性の場合、乳がんであれば乳房切除による喪失感、子宮がんや卵巣がんであれば将来の妊娠への不安など、女性特有の悩みも出てきます。それ以外にも健康を失うことで、趣味や生き甲斐、仕事や人間関係まで失うこともあると大西医師はいいます。<br><br>

精神腫瘍科では心の喪失感を感じている女性たちの悩みに向き合い解決の糸口を探します。心の喪失感を埋めていくのに重要となるのが、がん患者さん自身の語りだと大西医師はいいます。語ることは真正面から問題解決と向き合う第一歩となり、ここに大きな力が秘められているのだそうです。<br><br>

「身体に自然治癒力があるように、心にも治癒能力が備わっていています。語ることと聴くことは回復への扉です」と大西医師は指摘します。
</p>


<h2>さまざまな人生のエピソード</h2>
<p>本著には大西医師が出会った患者さんたちとのエピソードが紹介されています。その中で印象に残ったのが高齢のご夫婦のお話です。認知症を患った奥様の診察に毎回付き添って来られるご主人。大西医師のことはもちろんのこと、ご主人のこともわからなくなってしまった奥様のことで心を痛めて大西医師に相談します。大西医師の提案によって起こるその後の展開は心温まる内容です。<br><br>

がんと診断されるとそれまでとはまた違った人生がはじまります。いままで見えなかったものが見えるかも知れません。患者さん本人やご家族、そしてそれ以外の方にもお勧めです。
</p>

<div id="bookpresent">
	<h4>執筆者　美奈川由紀　看護師・メディカルライター</h4>
	<div style="width:97%; float:left;">
国立療養所南福岡病院（現・国立病院機構福岡病院）附属看護学校卒業。看護師<br>
看護師の経験を活かし、医療記事を中心に執筆<br>
西日本新聞、週刊朝日、がんナビ、時事メディカルなどに記事を執筆<br>
著書に「マンモグラフィってなに？乳がんが気になるあなたへ」（日本評論社）がある
	</div>
</div><p>The post <a href="https://www.ganchiryo.com/book/book55.php">女性のがん 心のケア（Tsuchiya Healthy Books 名医の診察室）</a> first appeared on <a href="https://www.ganchiryo.com">がん治療の情報サイト｜がん治療.com</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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			</item>
		<item>
		<title>がんだけど、素敵な話</title>
		<link>https://www.ganchiryo.com/book/book52.php</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 Mar 2020 13:18:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がんの治療について]]></category>
		<category><![CDATA[がん心理の推移]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>医学の進歩によってがんは治る病気となりました。それでも死をイメージする人は少なくありません。この本の著者は保坂サイコオンコロジー・クリニック院長の保坂隆医師。同著には、保坂医師と患者さんとのエピソードが多数紹介されていま [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>医学の進歩によってがんは治る病気となりました。それでも死をイメージする人は少なくありません。この本の著者は保坂サイコオンコロジー・クリニック院長の保坂隆医師。同著には、保坂医師と患者さんとのエピソードが多数紹介されています。がんになっても前向きに生きる人々の素敵な話が綴られており、元気になれる一冊です。
</p>


<h2>精神科医30年以上の経験の後にみつけた天職、サイコオンコロジー科</h2>
<p>サイコオンコロジー科とは、がん患者さんや家族の心の問題に対応する専門の科です。がんと診断され、うつ症状などを呈する患者さんは少なくありません。時間とともに症状は軽減していくことが多いものの、中には自ら命を絶つ人もいます。<br><br>

保坂医師は、30年以上にわたって精神科医師として勤務してきましたが、その間どうしても気になっていたのが、若い頃、米国留学中に学んだ「サイコオンコロジー」という領域でした。<br><br>

大学病院の精神科教授だった当時、中途退職して最後の仕事として選んだのが聖路加国際病院での精神腫瘍科の開設でした。その後、同院を定年退職してからは、聖路加国際病院の目の前にクリニックを開業。がんと診断された患者さんたちの診療にあたっています。
</p>


<h2>冒頭に書かれた絵画の意味は</h2>
<p>同著には、写真やイラストなどが多数掲載されています。その中で印象的なもののひとつが、冒頭に描かれている一枚の絵画です。絵に描かれているのは大きな一本の道。その道の両側には木々が生い茂り森のような空間が広がっています。途中には渦巻きのようなものが行く手を遮り、道は狭くなりながらも続いていきます。先の方はもやがかかっていますが、それでも道は続きます。<br><br>

保坂医師は、この道を標準治療に例えて解説。大きな道は患者さんがこれから歩む治療にあたります。治療が進むなかで民間療法などの脇道にそれていく人も出てきます。それが森の部分です。患者さんによってはそのまま森の中に迷い込んでしまう人も少なくないそうです。そして、森の中には科学的に効果が判明していない治療法が含まれており、高額で妖しい薬などが売られることもあるというのです。<br><br>

がんのステージが進行すると大きかった道は狭くなり、視界も悪くなっていきます。でも保坂医師はいいます。「ステージ4であっても、その道の先にも標準治療はあるのです」と。
</p>


<h2>人生の方向性や価値観を見つけていく</h2>
<p>患者さんとのつきあいが長くなると、病気のことに限らず家庭や仕事などプライベートな話題に発展することも少なくないそうです。<br><br>

48歳で乳がんになった患者さん。治療を終えて再就職する際に書いた履歴書で、自分が高卒であることに劣等感を持ったことを打ち明けました。保坂医師は彼女にいいます。「今から大学に行ったらどうか」と。治療を終えた彼女は仕事をしながら通信制の大学に入学。50歳での学生生活を実現し、四年制大学卒業の資格を取得しました。<br><br>

39歳、子宮頸がんの患者さんは妻のいる男性と11年にも及ぶ不倫中でした。彼女の目標はその彼との結婚です。でも11年も結婚してくれない彼が今後結婚をしてくれる可能性は高くはありません。保坂医師は彼女に人生についての価値観や方向性をカウンセリングで問いていきます。人生の意味を見つけていくことは大切なことだからです。彼女は自らの判断で彼と別れ、「安心できる家庭生活」という方向性を示すまでになったそうです。<br><br>

保坂医師のところにはさまざまな背景を持つ患者さんがやってきます。ひとりひとりが置かれた環境を考慮しながら行われるカウンセリングは、ある意味人生のよきアドバイスのようにも思えます。がんになって人生に迷っても前向きに生きようとする患者さんたちの人生模様が綴られています。
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		<title>がんで不安なあなたに読んでほしい。がん専門精神科医との命の対話</title>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 May 2020 09:48:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がん心理の推移]]></category>
		<category><![CDATA[家族介護者とがん]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>がんと診断されたとき、個人差はあれど不安に感じる人がほとんどです。がんの治療は生きるためにするものですが、不安に押し潰されてしまうと生きる希望も失いやすくなり、何のために治療を受けるのかわからなくなってしまいます。本書は [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>がんと診断されたとき、個人差はあれど不安に感じる人がほとんどです。がんの治療は生きるためにするものですが、不安に押し潰されてしまうと生きる希望も失いやすくなり、何のために治療を受けるのかわからなくなってしまいます。本書は、がん研究会有明病院で腫瘍精神科部長を務めている清水研先生が、実際の患者さんとの対話をもとにしたものであり、「自分らしく生きること」へのヒントが見つかるものとなっています。
</p>

<h2>アドバイスだけで気持ちが楽になる</h2>
<p>本書の「はじめに」には、次のようなことが書かれています。<br><br>

—<br>
がんという病気は人生を脅かしかねない性質を持ちますので、身体だけでなく心にも大きな苦痛をもたらします。心の苦痛はご本人やご家族に大きな影響を与え、生活の質を下げてしましますから、心をきちんとケアすることがとても大切です。<br>
身体の苦痛については医師に相談することが一般的だと思いますが、心の悩みについては「自分で解決しなければならない」と思われがちです。<br>
（中略）そんなときに私の外来に来られて、いくつかアドバイスをさせていただくだけで、「気持ちが軽くなった」とおっしゃる方もたくさんいらっしゃいました。<br>
—<br><br>

心の悩みは、人によって様々です。「がんと診断されたけど何をすればいいのか、誰にどれくらい伝えたらいいのか」、「主治医を変えたい」、「治療がうまくいっている人がうらやましい」、「治療が終わったけど再発が怖い」「患者会に参加したいけど、どんな雰囲気なのか不安」など、診断直後と治療後でもまた変わってきます。<br><br>

清水先生は、がん専門の精神科医、心療内科医である「精神腫瘍医」として、このような相談に答えてきました。患者さんの今までの人生を肯定しつつ、治療やこれからの人生に希望を見出せるようなアドバイスを心掛けているようです。
</p>

<h2>過去を肯定して未来に目を向ける</h2>
<p>本書に書かれている、具体的な相談事を紹介します。<br><br>

30歳で肺がんとなり、「自分の何がいけなかったのか」と、自分を責めてしまう方がいました。まず清水先生は、「あなたにとってこの現実は不可解だし、納得がいきませんよね」と寄り添った上で、しかし「過去の過ちを振り返ったとしても、そこに答えはありません」と述べます。そして、過去の自分のがんばりを否定せず、「これからの人生をどう生きようか？」と向き合ってみてはいかがでしょうか、と問いかけます。<br><br>

もちろん、現実を受け入れるのに時間はかかりますが、どう受け入れていけばいいのか、先を示してくれることは、患者さんにとって希望になるはずです。<br><br>

アドバイスは、精神的なものだけではありません。常に不安を感じている患者さんに対しては日記を書くように提案し、どのようなときに不安を感じ、どのようなときに不安を忘れられるのかメモすることで、不安になりやすい行動を回避できるようにする、というアドバイスもあります。これは「行動活性化療法」という方法で、具体的な方法は本書に書かれています。<br><br>
</p>

<h2心の悩みの相談先</h2>
<p>本書を読んで、「自分も相談したいけど、どこに行けばいいのだろう」と思う患者さんもいるかもしれません。相談先はいくつかありますが、本書では日本サイコオンコロジー学会とがん相談支援センターが紹介されています。<br><br>

日本サイコオンコロジー学会のウェブサイトには、<a href="https://jpos-society.org/psycho-oncologist/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">学会登録医のリスト</a>が公表されています。近所に登録医がいる病院があれば、そちらに問い合わせてみましょう。<br><br>

もう一つのがん相談支援センターは、がん診療連携拠点病院に設置されている相談先であり、その地域で対応できる窓口を探して紹介してもらえます。<br><br>

がんで不安な患者さんだけでなく、そのご家族にも読んでいただきたい本です。
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		<title>もしも一年後、この世にいないとしたら。</title>
		<link>https://www.ganchiryo.com/book/book44.php</link>
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		<dc:creator><![CDATA[ghweb]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 May 2020 10:16:13 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[書評]]></category>
		<category><![CDATA[がんの不安]]></category>
		<category><![CDATA[がん心理の推移]]></category>
		<category><![CDATA[家族介護者とがん]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>がんは、今ではいろんな治療法がありますが、がんと診断されたときには多くの人が死を意識します。患者さんの中には、心身のバランスを崩してしまい、がんの治療どころか生きること自体に希望を見いだせなくなってしまう場合すらあります [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>がんは、今ではいろんな治療法がありますが、がんと診断されたときには多くの人が死を意識します。患者さんの中には、心身のバランスを崩してしまい、がんの治療どころか生きること自体に希望を見いだせなくなってしまう場合すらあります。そのような患者さん3500人以上の声を聞き、心のケアに務めてきた国立がん研究センター（現在はがん研究会有明病院に勤務）の清水研先生が伝える、死ぬときに後悔しない生き方について考える本です。
</p>

<h2>悩みと向き合う力「レジリエンス」</h2>
<p>「精神腫瘍医」という職業を聞いたことがあるでしょうか。精神腫瘍医とは、がん専門の精神科医、心療内科医のことです。清水先生は精神腫瘍医として、日々がん患者と対話を通じて心のケアをしています。<br><br>

清水先生が今の仕事を通じて実感したことは、「人は悩みと向き合う力をもっている」ということです。この力のことを「レジリエンス」といいます。清水先生は、レジリエンスを育むために大切なことは、悩みを深く理解するために対話すること、大切なものを失ったことに対してきちんと悲しむための場を提供すること、と考えています。日常生活についても、ちょっとした悩みを他人に聞いてもらうだけで楽になった、ということを経験したことがあるでしょう。生死に関わるようなものでも、「自分の悩みを誰かが理解してくれた」と思ったときに苦しみが少し癒えるのは似ているようです。<br><br>

本書では、清水先生が対話してきた患者さんが何人か登場します。20歳で白血病と診断された大学生、10年後の未来のために一生懸命働いてきたから10年後がない自分はどう生きればいいのかわからない……これまでの人生や悩みは人それぞれですが、どこか共感できる、理解できるところはあるのではないでしょうか。清水先生は、「健康で平和な毎日が失われたという喪失と向き合うこと」と「様変わりした現実をどう過ごしたらそこに意味を見いだせるかを考えること」という2つの課題に向き合うところから始まると書いています。
</p>

<h2>「must」の自分と「want」の自分</h2>
<p>もちろん、患者さんの全員が全員、素直に気持ちを切り替えられたわけではありません。むしろ、そうした気持ちの切り替えを拒む「もう一人の自分」がいるのも事実です。清水先生の仕事は、対話を通じて「もう一人の自分」という存在を患者さん自身に認識してもらい、そこからあるがままの自分の気持ちに向き合えるようにすることでもあります。<br><br>

本書の後半では、「must」の自分と「want」の自分、という言葉が多く出てきます。「must」の自分とは、こうあるべき、こうしなければならないと、自分や周囲から縛られている自分のことです。そして「want」の自分とは、こうしたいという自分の心の底からの気持ちです。両方とも自分であることは確かですが、「must」の自分は悲しんだり落ち込んだりすることを許さず、がんなどの大きな障壁が現れたときに行き詰まってしまいます。<br><br>

そこで清水先生は、「want」の自分に向き合うことを提案しています。健康は永遠に続くものではなく、人生にはいつか終わりがきます。終わりが目の前に現れたとき、「自分の人生を生きてきた」と満足できるかどうかこそが大切なのではないか、と清水先生は考えています。<br><br>

一例として、清水先生の個人的な体験談が書かれています。初めて「must」の声に反抗して「want」の自分に従ったのは、参加しなくてもいい会合を断り、当時見たかった映画を鑑賞して癒されたというものです。本当にささやかなことですが、こういったことから本当の自分の気持ちと向き合えるようになる、とのことです。<br><br>

がんと診断されてどう生きていけばいいのかわからなくなっている人はもちろんのこと、仕事ばかりの日々にもやもやしている人にとっても、生きるとはどういうことか、ということに対するヒントが得られる本です。
</p><p>The post <a href="https://www.ganchiryo.com/book/book44.php">もしも一年後、この世にいないとしたら。</a> first appeared on <a href="https://www.ganchiryo.com">がん治療の情報サイト｜がん治療.com</a>.</p>]]></content:encoded>
					
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