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柏の葉エリアにおける次世代医療技術・ヘルスケアサービス開発のための連携・協力に向けた基本協定書を締結

国立研究開発法人国立がん研究センター(以下「NCC」)と三井不動産株式会社(以下「三井不動産」)及びみらかホールディングス株式会社(以下「みらかHD」)は、がんのCure(治癒)及びConquer(克服)(Conquer and Cure Cancer=“3C”)を目指し、柏の葉エリア(千葉県柏市)における、次世代医療技術・ヘルスケアサービス開発のための連携及び協力に向けて、基本協定書の締結を行い、今後の具体的な取り組みの内容に関して協議を行うこととなった。

拠点となるのは「健康長寿」「環境共生」「新産業創造」という3つの街づくりのテーマに取り組むことを通じて、“スマートシティ”の構築を目指してきた、千葉県柏の葉エリアである。

柏の葉エリアは、国立がん研究センター東病院、先端医療開発センターをはじめとするアカデミアや研究機関が集積している。次世代の医療技術につながる革新的シーズの実用化には「実証フィールド」として新たな医療技術やサービスを創出していく環境が必要である。豊富なノウハウに基づき、適切なデータ・検体の質保証や標準化などのサポートが受けられる環境整備が学術の実用化には重要となる。このように、がんの治癒と克服を実現するためには、産・学・医の協働によるオープンイノベーションの促進とともに、住民コミュニティや街づくりとも連携した、「産学医」にさらに「街」を加えた研究を進めていくことが重要である。がんの克服には、医療と住民コミュニティやまちづくりの双方の視点から連携して対応していくことが求められる。

このため、NCCと三井不動産及びみらかHDは、“3C”を目指し、適切な役割分担の下に、三井不動産がこのエリアに整備予定の民間ラボ(「(仮称)三井リンクラボ柏の葉」)を軸として、密接に連携・協力していくことになった。

三者が、それぞれの強みを活かし、密接な連携・協力の下に以下の役割を担っていくことによって、柏の葉エリアにライフサイエンス拠点が形成され、この地域から次世代の医療技術・ヘルスケアサービスを創出し、これらの成果を日本全国、さらには世界に向けて発信、拡大していくことを目指していく方針である。
(Medister 2019年7月22日 中立元樹)

<参考資料>
国立がん研究センタープレスリリース 柏の葉エリアにおける次世代医療技術・ヘルスケアサービス開発のための連携・協力に向けた基本協定書を締結 ~がんの「治癒」と「克服」を目指したライフサイエンス拠点の形成~

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