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更新日:2023/06/24

がんと向き合うために大切なこと

『がんと向き合うために大切なこと』書評

著者:加藤隆佑
出版社:緑書房
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ふたりにひとりががんになる時代となり、がんは身近な病気となりました。友人や知人、そして家族などががんになったという人も少なくないと思います。がんに関する情報はテレビや新聞、雑誌やインターネットなど、さまざまな媒体で発信されるようになりました。しかし、偏った情報からがんに対して誤ったイメージを抱いている人がいることも事実です。同著は、1000人以上のがん患者の診察にあたってきた現役のがん治療医である加藤隆佑氏が、がんと診断された時の対応をはじめ、治療法を決める時のポイントや治療費のことなど幅広いテーマについて解説しています。

がんと診断された時に大切な五つのこと

がんと診断された時に大切なことについて加藤氏は、次の5つのことをあげています。

まず、最初はがんとは何かということを理解すること。どうしてがんになるのかその理由を理解することが大切だといいます。がんの中には遺伝的な要因で発症するものもあるため、がんになった本人だけの問題ではなくなる場合があるからです。

二つ目は、がんの検査や治療の流れについて把握しておくこと。それらを理解することで、先の見通しが立てやすくなるからです。

三つ目は、いろいろな人の協力を得ることです。家族のほか、主治医や看護師といった医療者の力を借りることを加藤氏は勧めています。また、仕事をしている人であれば職場の人の協力も欠かせません。

そして四つ目は、抗がん剤治療を受ける際、副作用に悩まされないことだと加藤氏はいいます。がんは手術をしたら終わりというわけではありません。特にステージ4や再発の場合には、長期間にわたって抗がん剤治療が必要になることがあるからです。

そして五つ目は、心の安定です。がんと診断されてうつ症状を訴える人は少なくありません。しかし、うつ症状になったとしても回復することは可能です。心の安定を保つために必要なことはなにか?その解決策についても本著の中で解説されています。

チームで行うがん治療

がんと診断されると次は治療法を決めなければなりません。手術が可能な場合は、まず手術が行われます。手術を受けるための病院選びは迷うこともあると思いますが、同著では病院の見分け方について解説しています。その中でまず加藤氏は「名医がいる病院である必要はない」といいます。そして加藤氏が推奨するのは手術数が多い病院です。手術は基本的にチームで行います。医師以外にも看護師やリハビリスタッフなどがチームの一員として重要な役割を担っています。そのためチームの連携がとれていることがとても重要となるのです。直腸がん、膵臓がん、卵巣がんなど、高度な手術テクニックを要するがん種においては、特に重要だと加藤氏は話します。

そして候補となるのが「がん診療連携拠点病院」です。拠点病院は全国にあるので、お住まいの地区の病院を探すとよいでしょう。また、病院を選ぶ際には医師以外の医療従事者の対応をはじめ、治療方針として標準治療を中心に行っているかなどの点についてもしっかりとみておくことが必要です。

セカンドオピニオンは必要か

治療法を選択するにあたっては不安もつきものです。本当にこの治療法で大丈夫なのだろうか?もっと違う方法があるのではないか?そんなことを思うかもしれません。そんな時にはセカンドオピニオンを受けるのもひとつの方法です。中には主治医に悪いから、と遠慮する人もいるようですが、そんな遠慮は必要ありません。同著にはセカンドオピニオンを受ける場合の流れについても解説されているので、目を通してみるとよいでしょう。

職場でがんについて伝える時のポイントについて

がんを告知されると、気になるのがそれからの生活のことではないでしょうか。なかでも仕事を持つ人にとっては、仕事を続けられるのか、という不安がよぎるに違いありません。でも実際には、がんの治療を受けながら多くのがん患者さんが仕事を続けています。一時的に休職したとしても復職することも可能なので、仕事をやめなければならないと決めつける必要はありません。ただ、それまでと同じような働き方は難しいかもしれません。治療の副作用や体力的な問題などがあるからです。そのため、職場の人の理解が必要になります。では、誰に伝えればいいのか?

同著では、職場の人にがんのことを伝える際のポイントについて、何を伝えるのか、また、誰に伝えればいいのかなど、具体的な内容についての解説もされているので参考にするとよいでしょう。

がんと向き合うためのさまざまなヒントが詰まった一冊です。

執筆者 美奈川由紀 看護師・メディカルライター

国立療養所南福岡病院(現・国立病院機構福岡病院)附属看護学校卒業。看護師
看護師の経験を活かし、医療記事を中心に執筆
西日本新聞、週刊朝日、がんナビ、時事メディカルなどに記事を執筆
著書に「マンモグラフィってなに?乳がんが気になるあなたへ」(日本評論社)がある

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