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「希少がんMeet the Expert」2018年開催テーマ決定

国立研究開発法人国立がん研究センター希少がんセンターは、専門医が患者や家族向けに各種希少がんについて、最新情報を盛り込んで解説するセミナー「希少がんMeet the Expert」を2017年より毎月開催している。2017年においては、1月から12月まで毎月1回各種希少がんをテーマに開催し、動画の公開も行ってきた。

年間発生数が人口10万人あたり6例未満の稀ながんを総称し、希少がんと呼んでいるが、その種類は200にも及ぶとされている。患者や医療者にとっても情報が少なく、「希少がんMeet the Expert」には毎回多くの人々が参加し、他の希少がんの開催についても要望が寄せられていた。

希少がんセンターは、希少ながんについて、診療・研究の推進を図り、日本における希少がん医療の課題解決を目指すため中央病院(東京都中央区)、東病院(千葉県柏市)を中心に研究所やがん対策情報センターなどとも連携する組織として2014年6月に開設した組織である。

希少がん医療の課題の一つに、患者にとってもまた医療者にとっても、病気に関する正確かつ最新の情報が入手困難であることが挙げられる。そのため、希少がんセンターでは、様々な診療科の医師、放射線科医、病理医など各種希少がんに通じた専門医により、その希少がんの解説や診断、治療に関する情報をとりまとめ、最新情報をウェブサイト(https://www.ncc.go.jp/jp/rcc/index.html)で公開しているほか、医療者が電話で相談に応じる希少がんホットライン(電話番号:03-3543-5601、平日9時から16時 相談無料)も運用している。

2018年における「希少がん Meet the Expert」は、毎月第1および第3金曜日(5月は第3金曜日のみ)の月2回開催される。開催時間は19時から20時30分、場所は国立がん研究センター 中央病院 1F 希少がんセンター待合、参加費は無料で募集人数は30名程度(オンラインによる事前申し込み必要)。

このセミナーは認定NPO法人キャンサーネットジャパン及びがん情報サイト「オンコロ」の共催で行われる。今年はセミナーの開催数を月2回に増やしたことにより、さらに多様な希少がんがテーマとして取り扱われる予定のため、国立がん研究センターでは興味のある方に是非とも参加していただきたいと奨めている。 (Medister 2018年1月9日 中立元樹)

<参考資料>
国立がん研究センター 「希少がんMeet the Expert」2018年開催テーマ決定 毎月2回でさらに多様な希少がんを解説

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