全国がん登録・統計広告賞(サンキューバトンアワード2016)シンボルマーク、コピー、ポスター各賞決定

国立研究開発法人 国立がん研究センター(略称:国がん)がん対策情報センターは、本年より始まった全国がん登録の仕組みの重要性と必要性を多くの人々に伝え、理解を促すための「全国がん登録・統計広告賞(サンキューバトンアワード2016)」を開催し、全国がん登録制度のシンボルマーク、コピー(キャッチフレーズ)、ポスターを去る8月に募集した。全国よりシンボルマーク106件、コピー2,464件、ポスター54件の応募があり、国がん及び審査委員の選考した金賞3作品と優れたデザイン・インパクトに審査委員が与える特別賞3作品が決定した。

今回の募集で入賞したのは、まず金賞3作品については、シンボルマーク部門では大阪府のデザイナー永田康二さん、コピー部門では愛知県のアドパブリシティ山中彰さん、ポスター部門では東京都のグラフィックデザイナー田村貞夫さんが受賞を遂げた。また、特別賞3作品については、シンボルマーク部門では兵庫県のタイポグラフィワークス小柴雅樹さん、コピー部門では東京都の博報堂DYデジタル廣本嶺さん、ポスター部門では東京都のグラフィックデザイナー小川清勇さんが受賞している。

今回審査員を務めた佐藤夏生氏(HAKUHODO THE DAY Creative Director / CEO)は、「審査にあたっては、『深さ』と『広さ』のある作品かどうかを意識しました。これから長く育てていく活動なので、それなりの耐久性が求められますから。今回選ばれた作品は、シンプルで分かりやすく、伝わるものだと思います」と講評し、各作品の価値を評価した。

「サンキューバトン」とは、未来のがん患者の命につながる全国がん登録の考えを、過去、現在のがん患者の統計情報を未来へつなぐことで、すべての人のがんの予防につなげることを表すもので、2015年には全国がん登録PRサイト「サンキューバトン」を開設しているという。受賞作品は、今後、全国がん登録や、国立がん研究センターがん対策情報センターがん登録センターの活動をPRするための素材として、加工された上で活用される予定である。また国がんは、このようなアワードを継続的に実施することで、がん登録の意義を国民に周知し、より身近な制度として社会で認知されるように努めていくことを当面の目標に掲げている。 (Medister 2017年1月10日 中立元樹)

<参考資料>
国立がん研究センター 全国がん登録・統計広告賞(サンキューバトンアワード2016)シンボルマーク、コピー、ポスター各賞決定

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