麻美ゆまの境界悪性腫瘍について考える

セクシー女優として知られる麻美ゆま(26歳)が卵巣癌を告白して1ヶ月半程度経つ。麻美ゆまは現在、卵巣と子宮を全摘出し抗癌剤治療を行っているという。発見当時はステージⅢまで進行しており、医師からは「限りなく悪性に近い腫瘍だ」といわれたそうだ。 麻美ゆまの癌は卵巣癌の中でも境界悪性腫瘍と呼ばれるもので、卵巣癌全体のうち15%を占め75%が早期発見されるという。早期発見というのはステージⅠ~Ⅱ期のことなので今回のステージⅢでの発見というのは比較的遅い発見となってしまった。 日本医科大学付属病院病理部が発表した「当院における5年間の卵巣腫瘍の傾向と術中迅速診断における問題点(http://www.nms.ac.jp/jnms/1999/06602134j.pdf)」では卵巣腫瘍数を細かく紹介している。 日本医科大学付属病院病理部では1992年1月~1996年12月の5年間に診断した535例を対象に論文という形で発表した。535例のうち境界悪性腫瘍は17例で中央年齢値は50歳よりも若いという結果が出た。 考察の欄にて「境界悪性腫瘍は年々増加傾向である」と述べているように現在日本国において境界悪性腫瘍が増加しているということは問題となっている。また境界悪性腫瘍は若年に見られるということも考察にて述べている。 この論文からわかるように麻美ゆまが26歳で発症したというのは若すぎることは若すぎるが現在の医療では驚くほど若いというわけではないのではないだろうか。抗癌剤治療を行い脱毛という副作用に悩んでいるという麻美であるが今後早期完治を望むばかりである。 (Medister 2013年7月16日 桐生賢汰)

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小西 郁生

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