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がんの治療方法

その他の治療方法

陽子線治療

<特徴>

通常のX線の放射線治療ではがん局部の周囲の正常な細胞も傷つけてしまいますが、陽子線治療はがん局部だけを照射して周囲の正常な細胞が傷つくことをより抑えることができます。また、痛みもほとんどなく、1日15~30分程度のため、身体への負担が少ない治療です。1日1回、週3~5回行い、合計4~40回程度繰り返します。


<対象となるがん>

局所的な治療ができるがんが対象となります。血液のがんや広範囲に転移したがんは対象とならない。


<副作用>

X線の放射線治療と比べて周囲の正常な細胞を傷つけることがなく、副作用も少ないです。



X線との違い
X線は、体内の浅いところで放射線が最も強く、その後徐々に弱くなっていきます。その一方で、陽子線はある深さで放射線量が最大になり、それ以上先に到達しない性質があります。この性質はブラッグピークと呼ばれ、がん細胞に合わせてブラッグピークの深さや幅を調整することで、がん細胞のみに放射線を照射して、正常な細胞にあたる放射線を減らすことができます。
メリット
・陽子線治療だけであれば通院で治療することができるため、クオリティ・オブ・ライフを保つことができます。1日15~30分程度の治療で、痛みがほとんどありません。
・X線の放射線治療と比べて副作用も少ないです。
・身体の機能と形態を保って治療ができます。
デメリット
・先進医療のため、健康保険が適用されません。このため、約250~300万円といった高額な治療費がかかります。また、この費用は陽子線治療の費用のため、別途通常の診療費用がかかります。
・陽子線治療を行うには巨大な装置や施設が必要なため、治療を受けられる施設が少ないです。また、治療を行える専門家も少ないです。

重粒子線治療

<特徴>

陽子線治療と比べて、さらにがん局部を集中的に治療が可能となります。がん細胞の殺傷効果は陽子線治療の2~3倍大きくなります。進行したがんは低酸素領域がありますが、このようながんでも治療が可能です。また、X線では治療が難しい深部にあるがんの治療も可能です。治療は1日1回、週3~5回行い、合計1~40回程度繰り返します。平均では3週間程度の治療になります。1回当たり、15〜30分の治療時間になります。


<対象となるがん>

局所的な治療ができるがんが対象となります。血液のがんや広範囲に転移したがんは対象とならない。


<副作用>

X線の放射線治療と比べて周囲の正常な細胞を傷つけることが最小限に抑えられるため、副作用も少ないです。



メリット
・短期間(1日~3週間程度)での治療が可能であり、通院でも治療を受けることができます。
・X線の放射線治療と比べて副作用も少なく、痛みもないため、高齢者で体力的に衰えていても、治療ができます。
・他の放射線治療と比べて最も殺傷効果が大きいため、照射回数を少なくすることができます。
デメリット
・先進医療のため、健康保険が適用されません。このため、約300万円といった高額な治療費がかかります。また、この費用は重粒子線治療の費用のため、別途通常の診療費用がかかります。
・重粒子線治療を行うには陽子線治療よりさらに装置や施設に費用がかかるため、治療を受けられる施設は同様に少ないです。また、治療を行える専門家も少ないです。