米フレッド・ハチソンがん研究所はこのほど、脂肪摂取を減らし、野菜や果物を増やした食事を継続すれば、卵巣がん発生リスクを大幅に抑えられる可能性が高いとの調査報告を米国立がん研究所の機関紙(電子版)に発表した。調査は約5万人の中高年女性が対象。このうち約2万人に対し、食事の脂肪比率をカロリーベースで従来の平均35%から半減すするように指導した上で、その後の卵巣がん発生率を調べた。
指導を受けたグループは食事の脂肪比率を平均24%に削減。4〜8年後の卵巣がん発生比率は、従来通りの食事を続けたグループよりも40%も低下した。一方、乳がんについて以前実施した同様の調査では、低脂肪食を続けても発生率は9%減にとどまった。
卵巣がん患者は乳がんと比べると少ないが、早期発見が難しく、致死率は比較的高いという。 |